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2025年12月11日

働く女性の負担はなぜ重くなる?──見えにくい“トリプル負担”の正体をやさしく解説

働く女性のまわりには、日々たくさんの役割が重なっています。
仕事をしながら、家事をまわし、子どもや家族のケアに気を配る──。
「気づけば一日中、誰かのために動いている」。そんな声を研修先でもよく耳にします。

しかし当人は“普通のこと”として受け止めてしまいがちで、負担がどれほど大きいかは外からはなかなか見えません。
実際、総務省や内閣府の統計を読み解くと、この負担には明確な偏りが存在します。
家事時間は男性の2〜3倍、ちょっとした急用の調整もほとんどが女性。
そして、ここに親の介護が重なると、生活のバランスは一気に崩れやすくなります。

とくに介護は「突然始まる・終わりが見えない・時間が読めない」という三重の難しさがあり、
フルタイム勤務と家事に加えてケアを担う女性の多くが、
「どこで休めばいいのか分からない」という不安を抱えています。

ただ、この問題は“個人の頑張り不足”ではありません。
むしろ、公的統計からも見えてくるように、構造的な偏りが背景にあります。
だからこそ、企業の両立支援制度の整備や、相談できる職場風土づくりが決定的に重要になります。

今回の介護キャンパス記事・第4回では、
働く女性の“見えにくい日常”をやさしく可視化し、
企業・家族・社会がどのように支えればキャリアを守れるのかを解説しています。

「働く女性のトリプル負担とは何か?」
「なぜ負担は減らないのか?」
「企業ができる支援は?」

 

――そんな疑問に、統計とやさしい言葉でお答えしています。

👉 続きはこちら:介護キャンパス 第4回「就業・家事・ケアのトリプル負担」

読んでくださるあなたの毎日が、少し軽くなるヒントとなれば幸いです。

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